2023年度総会・初夏のソワレ開催レポート

日時:2023年6月20日(火)

場所:日本記者クラブ(東京・千代田区内幸町)

 

〜第1部 2023年度定時総会〜

 

第1部の定時総会は、三浦天紀子監査役の司会のもと、議長の村山重信理事長によるご挨拶で開会しました。当日の出席者数は20名、ならびに議決表明は265名、会員総数493名の過半数(247名)を超えて合計 285名となり、本総会の成立が確認されました。久保庭啓一郎理事が書記に、八尾戴子理事が議事録署名人に選出されました。  

第1号議案として2022年度の事業報告ならびに収支報告、第2号議案として2023年度の事業計画ならびに予算案が青山吉克専務理事と桝田規夫常務理事より報告され、満場一致で原案通り承認されました。  

第3号議案の役員人事では、新たな理事として川﨑清隆氏(2022年オフィシエ叙任)の就任が承認されました。また、佐藤陽呂美理事の退任が報告されました。

〜第2部 マリ・クリスティーヌ氏による講演会〜

 

第2部からは、日本記者クラブ内10階にある「レストラン アラスカ」に会場を移し講演会が行われました。濱野昌子理事の司会進行のもと、異文化コミュニケーターとしてご活躍のマリ・クリスティーヌ様が「世界の食と文化」というテーマで、様々な国での食体験によって文化を学ばれたこと、そして日本の文化の素晴らしさなどを分かりやすくお話しいただきました。講演後は、感謝の気持ちを込めて選りすぐりの「チーズ詰め合わせ」が村山重信理事長より贈呈されました。

〜第3部 懇親パーティ 初夏のソワレ〜

 

第3部は、桝田常務理事が司会を務め、村山理事長によるご挨拶と乾杯のご発声で始まりました。満員御礼の参加者90名ということで、キャンセル待ちも出るほど大人気のソワレ。今回もゆったりと着席スタイルにて老舗レストラン「アラスカ」のお料理を楽しみました。前菜に「スモークサーモンとホタテ貝のマリネ」、「冷製コーンクリームスープ」メインは「牛フィレ肉のソテー グリーンペッパーソース」、デセールは「ベイクドチーズケーキとプチフルーツ」という内容でフランスチーズ鑑評騎士の会のための特別メニューを堪能です。

歓談タイムの途中、桝田常務理事のMCで「新シュヴァリエ自己紹介タイム」が設けられ、突然のサプライズ指名に戸惑いながらも、皆さん笑顔でそれぞれの活動やチーズへの想いをお話しいただき、大いに盛り上がりました。昨年シュヴァリエ叙任された関谷亜矢子さんは元日本テレビでのアナウンサー時代にマリ・クリスティーヌ様と番組でご一緒されたというエピソードも披露され、「本日の食を通してお互い食べ合うことで一歩づつ平和に向かうという素晴らしい講演に感銘を受けました」とお話しいただきました。

 

宴の後半には今年のソワレのテーマである「今 食べるべきチーズ5種」をセレクトいただいた会員の森節子さん(チーズ専門店「アルパージュ」店主)からチーズ説明がありました。季節によって色や香りが変わるチーズですが、集まったシュヴァリエ達のために最高の状態でご提供してくださいました。

 

「今 食べるべきチーズ5種」

・カマンベール・ド・ノルマンディーA.O.P.

・ヴァランセ・フェルミエA.O.P.

・マンステール・フェルミエA.O.P.

・アボンダンス・フェルミエA.O.P.

・ロックフォールA.O.P.

 

大盛会の懇親パーティは、「皆さんの楽しい会話を遮る辛いお役目」と苦笑いの青山専務理事による締めのご挨拶があり、名残を惜しみつつも次回の再会を約束して お開きとなりました。 

この度、チーズをご協賛くださいました「アルパージュ」様、また会場となったレストランアラスカのスタッフの皆様には改めて御礼を申し上げます。