シュヴァリエ・デュ・タストフロマージュは、フランス伝統チーズを愛する人の証であり称号です。長年フランスチーズの普及啓蒙に貢献した人に与えられ、また称号を与えられた後も、フランスチーズの伝統とその素晴らしさを広く伝達する活動を行っていきます。
日本ではシュヴァリエ・デュ・タストフロマージュは、「フランスチーズ鑑評騎士」と呼ばれ、日本においてフランス伝統チーズの普及啓蒙活動を広く行うために「フランスチーズ鑑評騎士の会 日本支部」が設けられています。その本部はフランスのパリにあり、正式名称は次の通りです。

(コンフレリ・デ・シュヴァリエ・デュ・タストフロマージュ・ド・フランス)
コンフレリは「兄弟団」あるいは「同業組合」とも訳され、
シュヴァリエは「中世の騎士」のことです。
タスト・フロマージュのタストは「味わう、味わい分ける」の意味で、フロマージュは「チーズ」のこと。つまりワインの利き酒を意味する「タスト・ヴァンtaste-vin」にならって、「タスト・フロマージュtaste-fromage」という言葉が生まれました。
この日本語訳が「チーズの鑑定評価」であり、それを縮めて「チーズ鑑評」となりました。こうした、言葉と意味を含めて日本支部では「フランスチーズ鑑評騎士の会」と命名しています。


